XMは経済指標トレードは規約違反にならない!注意点を徹底解説!
XMTrading(XM)は経済指標のトレードが禁止されていない海外FX業者で、スキャルピングなども許可されています。
他海外FX業者は経済指標時はトレードしてはいけないのでしょうか?
海外FX業者の中には経済指標のみを狙ったトレードやゼロカットを狙ったトレードを禁止している海外FX業者は多いです。
XMでは、経済指標時のトレードは原則禁止されていませんが「複数口座で両建て禁止」や「スプレッドが大きく広がる」など注意点があります。
把握せずに経済指標時にトレードをしてしまうのは大変危険です。
この記事では、XMで経済指標時にトレードをする際の注意点や、禁止行為を初心者の方にも分かるように詳しく解説しています。
XMTradingは経済指標時でもトレードできる
海外FX業者の中には、経済指標のみを狙ったトレードを禁止している場合がありますが、XMでは問題なくトレードができます。
経済指標時で禁止している取引はありますか?
基本的にはありません。しかし他口座の両建てなど、XMが禁止しているトレードは経済指標時でも勿論禁止となります。
XMでは通常通りトレードを行っていれば、経済指標時でも規約違反になりません。
しかし、XMが禁止しているトレードを経済指標時に行った場合は、規約違反となるので注意が必要です。
XMで禁止されているトレード一覧
XMで、禁止されているトレードは以下6点です。
- 別アカウントとの両建て
- 第三者との両建て
- 他海外FX業者との両建て
- 窓空けや窓埋めだけを狙った取引
- 接続遅延やレートエラーを行為的に狙う取引
- ボーナスを悪用した取引
上記トレードは、通常時でも経済指標時でも禁止されているので注意が必要です。
規約違反をした場合は、利益没収やアカウント停止などの罰則を受ける可能性が高いので、利用規約をしっかり守ってトレードしましょう。
XMTradingの経済指標だけを狙う取引は危険
XMでは経済指標の発表時の取引は禁止されていません。
利用規約に違反する行為ではないので問題ないのですが、経済指標の発表のタイミングだけを狙って取引をするのはおすすめできません。
みなさんもご存知の通り、XMにはゼロカットが搭載されています。
相場の急激な価格変動についていけずにロスカットが間に合わなかった時、XMがマイナス額を負担してくれる機能です。
XMはゼロカットを悪用した取引は厳しく取り締まっています。
ゼロカットと経済指標トレードはどう関係があるんですか?
経済指標の発表時は、大きな価格変動が起こる可能性が高いです。
よって、ロスカットが間に合わずにゼロカットが発動することもあるでしょう。それだけ荒れやすいタイミングなのです。
そんな経済指標の発表時だけを狙い何度もゼロカットが発動したとします。
XMからすると何度もマイナス額を補填してあげることになるので、ゼロカットを乱用していると判断されてしまうリスクがあるのです。
悪用という誤解を招かないようにするためにも、経済指標トレードのみでXMを利用するのはやめましょう。
XMTradingで経済指標時に注意する点
XMの経済指標時は、以下4点に注意してトレードをしてください。
- サマータイムと冬時間では経済指標の時間が異なる
- スプレッドが大きく広がる
- スリッページが起こりやすい
- 経済指標前後はボラリティが高い
経済指標はチャート変動が激しく注意点をしっかり把握しておかないと、大きく損をしてしまう可能性が非常に高いです。
XMの経済指標時に関する注意点を詳しく解説します。
サマータイムと冬時間では経済指標の時間が異なる
XMでは、サマータイム(夏時間)と通常時間(冬時間)が採用されており、取引時間や経済市場の時間など変更があります。
「毎年3月の第2日曜日」に、冬時間からサマータイムに切り替わります。
厳密に言うとサマータイムが11月2日(土)に終了したのち、11月4日(月)から通常時間(冬時間)がスタートする流れです。
サマータイムは、冬時間よりも1時間早く経済指標が発表されます。
発表時間が変わるのは雇用統計だけですか?
いいえ。サマータイムは全ての経済指標の時間が1時間早くなります。
サマータイムと冬時間をしっかり認識して、経済指標発表時間を間違えないようにしましょう。
スプレッドが大きく広がる
XMで経済指標時にトレードをする際は、スプレッドの拡大に注意が必要です。
雇用統計など重要な経済指標の発表の時は、平均スプレッドよりも10pips以上広がることがよくあります。
経済指標の約5分前からスプレッドが広がりはじめるので、スプレッドが広がっている時間帯はポジションの発注をしないことがおすすめです。
スリッページが起こりやすい
XMでは経済指標時にポジションを決済するとスリッページが発生する可能性が高いです。
スリッページとはなんですか?
スリッページは「注文が滑る」ことを表します。
スリッページが発生すると、自分の思った価格と異なる価格で決済が実行されます。
XMは通常時のスリッページは少ない海外FX業者と知られていますが、チャート変動が激しい経済指標ではスリッページが起きてしまうので注意が必要です。
経済指標前後はボラリティが高い
経済指標前後や経済指標発表時は、非常にボラリティが高くなるので注意が必要です。
雇用統計やCPIなど重要度が高い経済指標では100pips以上上下することもあるので、ロスカットをされないように証拠金を十分用意しておく必要があります。
証拠金不足の心配がある方は「経済指標ではトレードをしない」「経済指標前にポジションを決済する」など、経済指標のボラリティ対策をしましょう。
XMTradingでは経済指標カレンダーの利用ができる
XMでは、公式ページから経済指標カレンダーを見ることができます。
- 経済指標の発表日時
- 経済指標の重要度
- 前回・予想・結果
XMが提供している経済指標カレンダーは各国の経済指標発表日時や経済指標の重要度、前回の結果・予想・経済指標の結果を見ることができます。
XMTradingで注目する経済指標は?
経済指標には様々な種類があります。
XMで取引をする時に注目する経済指標は何なのか迷ってしまいますが、自分が取引をしている通貨ペアや銘柄と関係がある経済指標を確認しましょう。
例えば人気が高いUSD/JPYの取引をしているとしましょう。
USD/JPYの値動きに大きな影響を与えるのは、アメリカと日本が関係する経済指標です。
米雇用統計
アメリカの雇用統計の経済指標です。
発表 | 毎月第1金曜日 |
内容 | 労働市場の活動水準・労働条件・価格変動 |
アメリカの雇用状況が判断できる経済指標です。
FXだけではなくバイナリーオプションなどの他の投資においても、トレーダーが注目している重要な経済指標となっています。
特に非農業部門雇用者数・失業率の変動に値動きは大きな影響を受けます。
アメリカの雇用統計の発表の時は取引難易度が高いって聞きました。
相場が大荒れになることがあるので、経済指標トレード初心者には難しいかもしれません。
政策金利(FOMC)
金融政策の最高機関として知られる連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)が定期的に開催しています。
世界の経済の中心とも言えるアメリカの最高意思決定会合なので、関連の通貨ペアにも軒並み影響を与える経済指標です。
ECB(欧州中央銀行)政策金利
欧州中央銀行の政策金利は日本円とユーロが大きな影響を受けます。
USD/JPYを取引しているのであれば、気にしておいてほしい経済指標です。
発表 | ユーロ圏 |
発表日 | 1月25日 3月7日 4月11日 6月6日 7月18日 9月12日 10月17日 12月12日 |
発表時間 | 夏時間:20:45前後 冬時間21:45前後 |
ECB政策金利では、金利の利上げ・利下げだけではなく、発言内容も重視されます。
2023年6月のECB政策金利では予想通り0.25%の利上げが行われました。
なんとEUR/JPYが5分で約37pipsも上昇したんです!
どんな発言がされたのか、予想と結果がどうなっているのかをよく確認しておいて下さい。
相場が急激に動く可能性がある時は、経済指標トレードはしない方がいいでしょう。ゼロカットになるリスクがあります。
XMTradingの経済指標に関するよくある質問
XMの経済指標に関するよくある質問をご紹介します。
- XMでは経済指標時にスキャルピングをしても問題ありませんか?
- XMでは経済指標でゼロカットされた場合は悪質なトレードに該当しますか?
- XMで経済指標に向いている口座タイプはありますか?
- 経済指標時に両建てトレードをするのは規約違反ですか?
- 重要度が高い経済指標を教えてください
- XMでは経済指標時にスキャルピングをしても問題ありませんか?
-
はい。XMでは経済指標時でもスキャルピングトレードが許可されています。
しかし、サーバー遅延になるようなスキャルピングは規約違反となってしまうので注意してください。
- XMでは経済指標でゼロカットされた場合は悪質なトレードに該当しますか?
-
いいえ。XMでは経済指標でゼロカットが発生した場合でも問題はありません。
- XMで経済指標に向いている口座タイプはありますか?
-
XMでは、スプレッドが狭い「プロ口座」と「KIWAMI極口座」が経済指標時のトレードに向いています。
スタンダード口座とマイクロ口座は、経済指標時はスプレッドが大きく拡大するので不向きの口座タイプとなります。
- 経済指標時に両建てトレードをするのは規約違反ですか?
-
同一口座の両建てであれば規約違反に該当しません。
複数口座を利用した両建て・第三者との両建て・他海外FX業者との両建ては禁止行為に該当するので注意してください。
- 重要度が高い経済指標を教えてください
-
重要度が高い経済指標は以下の通りです。
重要度が高い経済指標一覧- アメリカ雇用統計
- アメリカ消費者物価指数(CPI)
- FOMC
- 各国金利政策
まとめ|XMTradingは経済指標でも自由度の高いトレードができる!
海外FXでは経済指標を狙ったトレードを禁止している業者が多いですが、XMでは経済指標時でも問題なくトレードができます。
経済指標は非常にボラリティが高く高利益を狙うチャンスですが「スプレッドが広がりやすい」・「スリッページが発生する」など注意点を把握していないと危険なトレードになってしまうので注意が必要です。
XMでは公式ページで独自の経済指標カレンダーを提供しているので、重要経済指標を見逃さないように定期的にチェックをしましょう。